銀魂 143話 「四本足で立つのが獣 二本足と意地と見栄で立つのが男」
今回は日輪と晴太に泣かされ、銀さんと鳳仙のバトルには釘付けにされて・・・お前らぁっ!今回は真面目な突っ込みしかできねぇーじゃねぇかぁぁぁっ(汗)!!
夜兎の血が覚醒し、ケダモノと化した神楽を救ったのは新八の声。二人は自分の不甲斐なさに嫌悪し、もっと強くなりたいという願いを心に持つ。
いつも喧嘩ばかりしている二人が本音で語り合った、ホットな場面だった。
そして、今週もやってくれた・・・この人!
か、顔が・・・アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
晴太「やめろぉぉっ!お前そんなに人を殺して何が楽しいんだ!なんでそんなへらへら人を殺せるんだよ!」
神威「コイツが俺の殺しの作法さ。どんな人生であれ最後は笑顔で送ってすこやかに死なせてやらないとね」
・・・何だろ・・・何か、色々間違ってね??
どこがすこやかぁぁぁぁぁっ!?
恐怖以外の何ものでもないぞ!コラ!!
そして、神威に連れて来られた扉の先に晴太が会いたくて会いたくて恋焦がれた、母日輪がいるのだった。
晴太はついに母の名を呼ぶ・・・。
日輪「帰りな。ここにあんたの求めるものなんてありゃしないよ」
返ってきたのは冷たい言葉。しかし、それは紛れもない日輪のものだった。
晴太は必死に扉を開けてくれと叫ぶ。日輪の冷たい答えは自分を思ってのことだと子共ながら理解していたからだ。
晴太「おいら何にも知らなかった・・・何にもわかっちゃいなかった・・・母ちゃんがずっとおいらのこと護っててくれたなんて」
晴太は無知だった自分を悔いる。そして、母に会いたい気持ちはより一層強いものとなる。
晴太「今度はおいらが母ちゃんをここから救い出す!今度はおいらが母ちゃんを護る!!」
晴太の必死の叫びに心が揺さぶられる日輪。
しかし―――
日輪「あんたの母ちゃんなんて・・・ここにはいない。そう言ってるだろ」
鳳仙「そんなこともあるまい。そんなに会いたくば会わせてやろう。このワシが」
晴太はついに鳳仙に見つかってしまった。
そして鳳仙は晴太の前に一束の女性の髪束を投げ捨てる。
鳳仙は晴太は日輪の子共ではないという衝撃の真実を告げる。
しかし、それでも日輪と晴太の絆は断ち切れなかった。
晴太「母親ならいる・・・ここに。おいらの母ちゃんならいる、ここに。常夜の闇からおいらを地上へ産み落としてくれた!!命を張っておいらを産んでくれた!!血なんか繋がっていなくても関係ない!おいらの母ちゃんはこの人だっ!!」
鳳仙は晴太の始末を決行しようとしたが―――
どっからともなく「洞爺湖」の木刀が飛んできた。
来タァァァァァ―――――!!
銀さん「おいおい、聞いてねーぜ、吉原一の女がいるって言うからきてみりゃよ」
先週、まったく出番が無かった男は・・・今日がヤマ場だった!
鳳仙「・・・・貴様、誰だ」
そうだな。
そこに糖分好きも加えておけ!
銀さんは生身の対面を果たし、日輪の美しさに母と呼ぶのを迷いだした晴太を後押しする。
そして長年の晴太の願いが叶う瞬間が来た。
日輪「いいのかい?血も繋がってないのに、こんな薄汚れた女を母ちゃんなんて呼んでも・・・」
日輪「いいのかい?今まで何もしてやれなかった私を母ちゃんなんて呼んでも・・・」
晴太「・・・母ちゃん!!」
日輪「いいのかい?私なんかが母ちゃんになっても」
ああ~良かった、良かったな!晴太!もう・・・この二人にやられたよ(ノд・。)。前回のガンダムでは血の繋がった実の親子が殺しあう悲劇がありましたが、今回の銀魂はまったく逆。血の繋がらない、まして八年間も会話も出来なかったような二人が本当の親子以上の愛情と絆を見せつけてくれた。同じサンライズ作品で一週間にこんな真逆の2パターンが放送させるとは・・・狙ってたんか(汗)。
最近はニュースで親類殺しが珍しくなくなってきている。まして世間は子供が親を殺すことを頻繁に耳にするようになってしまった。こんな時代に、こんな世間の荒んだ心に、響いて欲しい銀魂の叫び、日輪と晴太の本当の親子愛だった。胸に染み渡るような優しさを感じられた。
そして、今回のベストオブ名言!
管理人の目がイカれたのでしょうか?
あのちゃらんぽらんが――――
カッケェェェェェェェェェェェェ!!
鳳仙・・・おそらく銀さんの今まで戦った相手のなかで最凶にして最強だろう。それでも万事屋は戦う。己の信念のままに。例え、不利だとしても。
一方で・・・
ロックオン。
銀さんは神威の殺したい人リストに載ろうとしていた・・・。
銀さん「エロジジイの先走り汁で出来たような鎖なんざ、一太刀でシメーだ」
銀時VS鳳仙の戦いが始まった!
戦いの開始早々、銀さんは鳳仙が「夜王」と呼ばれたる理由を体感する。
銀さん「たった一撃、たった一太刀 受けただけで、体中から気力も体力も全部そぎ落とされた気分だ・・・!」
圧倒的な力の前に、かつてないほどの窮地に陥ってしまった。
銀さん「なめんじゃねぇクソガキ。10秒どころか天寿全うしてやるよ。孫に囲まれて穏やかに死んでやるよ。コノヤロー」
こんな状況でも神威の冷やかしに洒落っ気たっぷりに答える心意気。銀さんらしさは健在・・・これもプライドか。
銀さん曰く、「呼吸すら瞬きする間も与えない」ほどの鳳仙の攻撃に、銀さんは追い詰められる。
鳳仙「負け犬は負け犬らしく指をくわえて見ていればよいのだ。この国が、女達が我ら強者に蹂躙される様を先に行った仲間たちと一緒にあの世でな・・・」
銀さん「負けてなんかいねぇよ、俺達ぁ。今も戦ってるよ俺らぁ」
銀さんは誇りも捨てていない。今も心は侍として生きている。まだこの国は死んでいないということを銀さんは命がけで示す。
月詠の煙管で鳳仙の右目を突き刺す。
一時は免れたが、鳳仙はまだ目の前に、そして銀さんの体力は限界に来ていた。
そんな姿を見かねた晴太が駆けつける。
しかし銀さんは晴太に自分は放って置いて日輪と逃げろと言い放つ。
晴太「みんなは・・・銀さんは・・・おいらにとっちゃ大切な家族なんだよ!大切なことをいっぱい教えてくれたかけがえのない人たちなんだよ!!」
晴太はいつの間にか母のほかに大事な家族が出来ていた。そんな道に導いてくれたのは他でもない、銀さんであった。
銀さん「そいつが聞けただけで・・・俺らぁもう十分だよ。行ってくれ、俺をまた負け犬にさせないでくれよ・・・」
渋いし・・・泣ける・・・。
彼にとってはここで晴太を失うことは攘夷戦争の二の舞だった。
晴太&管理人「銀さぁぁぁぁぁぁん!!!」
杉田の演技が光る・・・!大好きなシーンだけに文句の言いようが無かったw
サンライズの本気もしっかり見れたw
しかし・・・これを見た後の27巻は―――
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?って感じでしたな・・・(苦笑)
ネタ切れか?空知!下ネタ全開だった・・・。
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コメント
でも、でも↑カッケェ~~~!!
投稿: 月詠 | 2009年2月24日 (火) 21時36分
コメントありがとうございます!
そうですね~神威の最大の魅力は好戦的かつ笑顔なところでしょうか。決して好感度なんてないんですが、その冷酷さにどうしても引き付けられてしまう。残酷さが笑顔の下に隠れていて、それがたまにちらりと本性を現す。戦士としてとてもいいキャラだと思います!
投稿: ビクトリア | 2009年2月25日 (水) 18時07分