« 剣岳 | トップページ | 鋼の錬金術師 第13話 「ダブリスの獣たち」 »

銀魂 163話 「黒船は沈む時も派手」

Tosshi7_044おまけの絵ぇぇぇ!?何幼児に描かせてんだぁぁ(大汗)!!薄汚い大人どもっ!!

てか・・・え?あれってあれでしょ?スタッフが左手とかで書いたんでしょ??まさか・・・自分の娘とかに・・・いやいやまさか・・・

つーか、純粋な子どもに銀魂見せんな!銀魂が大人の階段の代名詞になったらどうする!!

責任取れw

さて、今日の本編の感想ですが・・・率直に言って、

何か感動した。

とりあえず、順を追って述べていく。

Tosshi7_003KIMとKIYOSHIの仲直りセッションにより、土方はもはやLPが0になるのを待つだけの状態になってしまった。しかし、そんな時彼の脳内にあいつの声が響く。

Tosshi7_004声「もういい・・・もういいよ、十四郎。ここからは僕にやらせてくれ・・・最後くらい僕にやらせてくれ・・・」

土方「お、お前は・・・!」

Tosshi7_002土方と同じ声の某筆頭「Are you ready guys? パーリィーはまだ終わらなないぜ!」

一同「誰ェェェェェェェ!?」

あの伊達男が局の壁を越えて降臨なされました(違)。

新八、一騎打ちという時点で負け決定。

あ、サーセン。しかし・・・向うはボクシンググローブ6つ持って殴りかかってきそうだな。サイヤ人クラスの人間呼ばんと勝てんね。

Tosshi7_005最後の悪あがきとしか思えないタイミングで土方が繰り出したカードは―――

Tosshi7_006「無(ディゾン)」

このスタッフの見事な演出のおかげで、この時管理人は初めてこのカードがリア・ディゾンを風刺していたことに気づいたのだった。単行本買って何回読んでるんだ!?と、自分の観察力のなさを悔やんだのであった。

Tosshi7_007煙が晴れ、そこには二人の倒れた姿があった。相打ちと言う事態にお通が判定を下そうとした時、

新八「判定など」

土方「必要ない・・・」

Tosshi7_012ニ人「まだ勝負はついてないんだから」

なんと二人は立ち上がった。そしてこの中井さんの土方→トッシーへの声の調子の転換が好きだw

Tosshi7_013そして壮絶なボクシングでの殴り合いが始まる!

Tosshi7_015Tosshi7_018作画が神がかってる!!BGMもここでこの曲か!と素晴らしいできじゃん!!殴り合いのシーンは本当に熱くって、万事屋二人がオヤッさんコスしてるのがきにならねぇ。

お通の制止も聞かず、二人の対決は激化していく。

Tosshi7_019銀さん「無駄だ・・・もう無駄だ。奴らは誰にも止められねぇ。やつらはもうオフィシャルファンクラブなんぞのためなんかに戦ってるんじゃねぇ」

そう、オフィシャルファンクラブのためであるならばお通の言うとおりにするところだろう。しかしもはやリング上は二人の世界になっていた。

Tosshi7_022トッシー「不思議だ・・・こんなに苦しいのに痛いのに、今初めて生きている気がするでござる・・・」

Tosshi7_023新八「土方さん・・・いや、トッシー」

引きこもってずっと二次元の世界に逃げ込み生き続けた彼にとってこんな経験今まで絶対になかったはずだ。動乱編でも彼は近藤の救出へ向かうことを拒んでいた。自ら危険を伴う、まして痛みを伴う場になんて出るような人格じゃなかった。しかし、トッシーは今激烈な死闘が繰り広げられているリングに戦士として立っている。自ら痛みを与え、食らうような場に。

それはきっと、動乱編後も土方の中で生き続けた彼は、自分と正反対の土方の生き様を目の当たりにしていくうちに思うところがあったのだろう。彼は現在進行形で生き抜いている、しかし自分には過去も現在にもちゃんと生きていると呼べるようなものは何もない。寂しいほどに、彼が夢見て生きていたのは現実の中ではなく、二次元の中だった。それは薄々自分の中でいけないと葛藤していたのだろうが、土方という今現在しっかりと生き様を残している正反対の自分を見てきっと「生きた証」への憧れは一層募っていったのだろう。何らかの形で誰かに自分を認められたいう欲に目覚めて。

Tosshi7_025トッシー「己の生きた証。僕はそれを十四郎と共に捜し求めオタク道を昇りつめてきた。だがオタクの覇王の座なんて僕は本当はどうでもよかったのかもしれない。ただ一つのことに何もかも忘れ熱中したかっただけなのかもしれない・・・仲間と共に」

Tosshi7_029Tosshi7_026「ただ思う存分全力を尽くして戦いたかっただけなのかもしれない・・・ライバルと共に。新八氏、君の僕と一緒だろう・・・証なんて必要ない。作る必要もない。ただ一瞬燃え盛るように全力で生きる!そうして僕らが生きてきた道・・・地面に焼け付いた焦げ跡・・・」

Tosshi7_030「それこそが僕達の生きた証だァァァァァ!!!」

不完全燃焼とはいつになっても自分は引きずってるものがあります。それは本当に嫌なものです。何年たっても「ああすればよかった・・・」と後悔の念が消えることがありません。今やっていることも本当は全力で精一杯やって燃え尽きたいです。本当に自分が生きてきたと思えるような人生送ってヨボヨボになって満足だったなと思ってくたばりたいです。

だが熱中することは他のモノを犠牲にします。時間にしろ、自分の可能性にしろ、対人関係にしろ状況によっていろいろです。自分はそれが怖くって中途半端になりがちです。

だから今日の新八とトッシーは管理人にとってまぶしくって、羨ましいほど生き生きとしてみれた。何か涙出てきたし・・・。

両者再びダウン。しかしこの二人の戦いに感動した人々は立ち上がれと!激励の言葉を送った。それが次第に大きくなる。

Tosshi7_032銀さん「立てェェェェ!!ぱっつあぁぁぁぁん!!」

Tosshi7_031神楽「何が燃え盛るようアルか!ボヤ騒ぎ程度で終わらせるつもりアルかこの屁タレ野郎ォォォォォォ!!!」

銀さん「死体が生焼けじゃ野郎も成仏できねぇーぜ!!立てェェェ!ぱっつぁぁぁん!!何もキレイさっぱり焼き尽くして野郎をあの世に送ってやれぇぇぇ!!」

空知はホントここらの言い回しはうまいですよね。洒落ててかつ気分高揚するような巧みな台詞です。だから銀魂大好きだぜ!!

Tosshi7_033声援に後押しされるように二人は立ち上がった。トッシーはその時気づいていたのだろうか・・・もうすでにたくさんの人々の心にその生き様がしっかりと刻まれていたことに。

Tosshi7_034トッシー「・・・新八氏最後の最後に君のようなライバルに会えてよかった。ありがとう・・・新八氏。ありがとう・・・みんな・・・」

Tosshi7_036「ありがとう・・・十四郎」

トッシーは本懐を遂げて来世に旅立っていったのだった・・・(涙)

何か・・・もうちょっと正直に生きてもいいのかなと真面目に思わせられました。ありがとう、トッシー、スタッフ、空知。一番、銀魂で感動した回だったかもしれない。

チーン。

Tosshi7_037※これは副長がトッシーに扮していた時の写真です。

てか、誰がいつ撮った!?

Tosshi7_038自分の写真に手を合わせるってね・・・現実じゃ絶対ないことだが、何か、やったら次の日本当にいろんな人が自分の写真に手を合わせるようなことになりそうですね(怖)。

Tosshi7_041土方「!?あの野郎かっこつけやがって!」

白目w

Tosshi7_040土方はザキから親衛隊が公式の座を蹴り、未だメンバーが戻ってこないという事を知る。しかも最大の借りが出来てしまったのだ。流石にプライドが許さない土方は親衛隊に借りを返すためにまたオタクたちに接触を図りにいった・・・。

Tosshi7_042山崎「はぁ~この借りは相当高くつくぜ。まぁ、でも、ちょうどいい遺影が見つかった永久欠番、せいぜいあの世に行って自慢しな」

Tosshi7_043「・・・トッシーよ」

トッシーに冥福を祈る。

そして山崎の増毛を祈る・・・・・・あれ?山崎って・・・・どんな髪型してたっけ??以前からモヒカンじゃなかったけ?もうわかんなくなっちったよ。

ちなみに、大活躍の新八がスゲーカッコいいと思えたカット。

Tosshi7_027目が輝いている・・・!こんな顔が出来るのに何故もてない・・・(哀)。え?新八だから?じゃあ、しゃーないw

次週はオリジナルですね!

|

« 剣岳 | トップページ | 鋼の錬金術師 第13話 「ダブリスの獣たち」 »

銀魂」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 銀魂 163話 「黒船は沈む時も派手」:

» 銀魂 第163話「黒船は沈む時も派手」 [MAGI☆の日記]
銀魂の第163話を見ました。★初回限定:シリーズ後半収納・万事屋ポーチ付き!(DVD)銀魂シーズン其ノ参11第163話 黒船は沈む時も派手「判定など…」「必要ない」「新八!!」「トシ!!」激闘の末、リングに倒れ込む新八と土方のライフポイントは共にゼロだったが、ボロボロ...... [続きを読む]

受信: 2009年6月25日 (木) 23時02分

» 銀魂 163 [あ゛ぁやっちゃったなぁ… ぉぃ… な毎日w]
黒船は沈む時も派手 ベースのKIMとドラムのKIYOSHIが和解しセッションを繰り出し土方を攻撃する もういい… もういいよ十四郎 これからはボクにやらせてくれ 最後くらいボクにやらせてくれ トッシーは最後の力を振り絞り最後に出したカードは 「無」 ポイしない... [続きを読む]

受信: 2009年6月25日 (木) 23時13分

» 「黒船は沈む時も派手」 [烏飛兎走]
ポイしないでくだサーイ!                      ___奴らは誰にも止められねぇ・・あら;この話(ヲタク道)ってこんなカッケー感じだったの?!長い話は必ず最後シリアスっぽくなっちゃうから苦手ぇ。山崎のヘアー元に戻らないんだ。ん〜・・そ...... [続きを読む]

受信: 2009年6月25日 (木) 23時25分

» 銀魂 第163話 [Japanimation]
第163話 「黒船は沈む時も派手」 びみょーに良い話になってね? ジャスタウェイかわええのぅ! [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 00時05分

» ◆銀魂 第163話 感想 [HEROISM]
お嬢ちゃん、大きく育てよ(´∀`*)ノシ そんな第163話。 [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 09時29分

» 銀魂アニメ123話「黒船は沈む時も派手」 [空想野郎の孤独語り]
「ジェリドと私さん」で、銀魂第2回人気投票結果が出ている とよーやく知りました。笑 4人にも投票してたのに!! ちなみに私は、土方さん、神威、松平のとっつぁん、栗子ちゃんに♪ 4378 坂田銀時 3058 沖田総悟 2859 土方十四郎 2127 高杉晋助 1659 桂小太郎 1655 神楽 1517 神威 *973 志村新八 *844 山崎退 *779 月詠 *776 エリザベス *530 坂本辰馬 *486 定春 *467 柳九兵衛 ... [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 15時06分

» 銀魂#163「黒船は沈む時も派手」感想 [おぼろ二次元日記]
カード対決はどちらが勝つ!?お通ちゃん公式ファンクラブを巡っての戦いは最終決戦へ!!!「黒船は沈む時も派手」あらすじは公式からです。激闘の末、リングに倒れ込む新八と土方。ライフポイントは共にゼロ。ところが、ボロボロになりながらも立ち上がり、再び戦い始め...... [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 16時41分

» 銀魂&白い春 [別館ヒガシ日記]
はの通終了で成仏の展開で 今回はVSが決着で成仏して オタク大会は原作より面白かったし次は2本立てで 白い春は屋を辞め春男が庇って死ぬ展開も 今回は最終回で春男は玉の悲しき末路だが 屋を辞め最後の結末だけ注目だったけども 食堂での本当のお父さんと迫る所など良... [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 18時29分

» 『銀魂』 黒船は沈む時も派手 [ふるゆきホビー館]
JUGEMテーマ:漫画/アニメいよいよトッシー篇も大団円。奇跡的なカード選びで土方の攻撃をはねかえし、窮地に追いつめた新八。ところが、土方の内なる声が…。それはトッシー自身のものでした。最後くらい自分で戦いたい、というトッシーの声に、土方は驚きつつも任せます。そして引いたカードの「無」で攻撃を排除し、ライブポイントが0になった両者は、nbsp;リングに倒れたまま向かいあうことに。銀さんや近藤から声をかけられ、やっとのことで立ち上がる新八と土方、いやトッシー。グローブをはめた両腕で、最後のボ... [続きを読む]

受信: 2009年6月26日 (金) 18時52分

» アニメ銀魂-ぎんたま-第163話「黒船は沈む時も派手」 [BLEACHFan-ブリーチファン-プチ]
長く続いたオタク達の戦いに、今宵…終止符が打たれようとしています。お通ちゃん公式ファンクラブの座は、果たして誰の手に!?トッシー編、ついに感動の最終回(クライマックス)!BREEEEZEGIRL【初回生産限定盤】今期オープニング曲は、BaseBallBearの『StairwayGenerati...... [続きを読む]

受信: 2009年6月28日 (日) 07時02分

» 銀魂 第163話 「黒船は沈む時も派手」 [Happy☆Lucky]
第163話 「黒船は沈む時も派手」 [続きを読む]

受信: 2009年7月 1日 (水) 19時39分

« 剣岳 | トップページ | 鋼の錬金術師 第13話 「ダブリスの獣たち」 »